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「お局がうざい!」と思っている自分がお局化していく悲劇

お局がうざい!と思っていたら自分がお局化する悲劇

職場でお局に対して「うざい!」と感じる人も多いことでしょう。

嫌いな人と仕事で毎日、顔を合わせなければならない状況は、長期的にストレスを蓄積する原因にもなります。

会社帰りの飲み会や、ランチ時の同僚との会話、SNSの投稿などで職場のお局に対する不平不満をぶち撒ける人も昨今では結構いるみたいですからね。

中にはお局にいじめられて会社を辞めたいと思う人も…。

そんな職場のうざい存在ナンバー1のお局ですが、「うざい!うざい!」と思いつつ、何年かしたら気づかないうちに自分がお局になってしまうケースもあったりします。

自分では自覚がまったくないというのが、タチが悪いですね?

お局化というのは、無意識のうちに時間をかけて進行していくものです。

入社してから数年間は、お局に対して不平不満を募らせていたのに、勤続年数10年も経てば、いつの間にか自分が若手社員からお局認定されている…なんて悲劇ですよね?

この記事では、お局がうざいと思っていた自分が、時を経て気づかないうちにお局になってしまう悲劇について掘り下げていきます。

ぜひ最後まで読んで、職場での自分自身を省みるキッカケにしていただければと思います。

お局化は無意識に進行するから本人は自覚がない

職場で煙たがれる存在のお局ですが、本人は自分がお局になるべくしてなったと自覚しているケースは少ないと思います。

お局と呼ばれる人たちのほとんどが、いつの間にか気づいたら職場でそういう存在になっていたのではないでしょうか?

誰もお局を目指してそうなるわけではありません。

本人はごく普通に振る舞っているだけで、年月を経て気がついたら若手社員から陰で「お局うざい!」と言われていた…というのがほとんどです。

ではなぜ、お局化していくのでしょうか?

実はお局になる人には、いくつかの特徴があったりします。

入社したての頃は、仕事を覚えたり、職場の環境に馴染むために謙虚に振る舞っていても、勤続年数が長くなってくると仕事や環境にも慣れて、自分の中にあったお局的な要素が時間をかけて徐々に顔を出します。

入社当初の謙虚さは、周りの目や空気を読んだ意識的行動であり、時を経て顔を出すお局的な要素は無意識的行動です。

入社当初は、わがまま言えない職場の空気を読んで意識して謙虚に振る舞うことで、もともと自分の中にあるお局的な要素を抑えていたわけです。

勤続年数が長くなると、後輩も増えて職場での立場も入社当初とは変わります。

ある程度のわがままも許されるようになっていくに連れて、無意識に自分の中のお局的な要素が放出されていくといった感じですね。

お局化は本人が気づかないうちに無自覚・無意識に時間をかけて徐々に進行していきます。

  • 入社当初の謙虚さ
    → 意識的行動
  • お局的な要素
    → 無意識的行動

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どんな人がお局になりやすい?【お局的要素】

「お局的な要素」とは、将来お局になりやすい人の特徴とも言えます。

お局になりやすい人の特徴には、以下のようなものが挙げられます。

お局的な要素

  • 他人に口を出したくなる
  • 気分屋
  • 負けず嫌い(勝ち負けへの執着)
  • 不平不満が多い
  • 他人のミスが気になってイライラしやすい
  • 白か黒かをハッキリしたい
  • 承認欲求が強い
  • 強引に自分の意見を押し通す
  • 自分は周りより優れていると思う

上記の要素が多い人は、将来お局になってしまう可能性が高いので、今のうちから注意した方が良いでしょう。

これらの要素と職場の環境が複雑に絡み合って、月日の流れとともにお局化を加速していきます。

それぞれのお局的な要素をもう少し掘り下げていきたいと思います。

他人に口を出したくなる

職場で周りの人の仕事ぶりや態度を見て、思わず口出ししたくなる人は、将来お局と呼ばれる存在になる可能性が高いかも知れません。

とくに自分のやり方が正しいと信じて疑わない場合や、他人の仕事ぶりを見ていて「もっとこうすればいいのに!」という気持ちが抑えられない場合は注意が必要です。

職場生活が長くなると、自分の知識や経験に基づいて物事を決めつけてしまう傾向が強い人ほど、親切心で他人の仕事に口出ししたくなるものです。

それは他人にとっては、「自分の価値観を押し付けている」と捉えられる可能性があります。

自分では気づかないうちに職場で「口出しばかりする人」として認識されてしまうと、将来うざいお局になってしまう危険があります。

気分屋

感情の起伏が激しかったり、その日によって著しく気分が変化して周囲の人たちにきつく当たってしまうような人は注意が必要です。

若いうちは、ただの気分屋で済むかも知れませんが、年を重ねていくとお局と呼ばれるようになります。

とくに感情的な言葉を発する際には気をつけましょう。

負けず嫌い(勝ち負けへの執着)

負けず嫌いであること事態が悪いわけではありません。

ただ勝ち負けに対して強く執着したり、素直に負けを認められない人は危険です。

いつも自分と他人を比較して、自分が優位に立っていないと嫌な気持ちになって、相手の足を引っ張ろうと思うような人は、すでにお局化が進行しています。

ちょっとしたことで「絶対に負けられない!」とか「相手を打ち負かしてやる!」といった感情になりやすい人は、勝ち負けにこだわりすぎている傾向が強いですからね。

何でも勝ち負けで片付けられると、相手は「うざい!」と感じるでしょう。

不平不満が多い

仕事のストレスが溜まるのは、ある意味仕方がないことですが、周囲に不平不満ばかり言っていると話を聞いた相手も疲弊します。

いつも不平不満や愚痴ばかり言う人は、間違いなく職場に悪影響を及ぼすでしょう。

職場で自分に近い人たちに悪影響を与え、仕事のモチベーションを下げたり、チーム内の対立や不信感を生むとトラブル発生の原因となりますからね。

普段から不平不満が多い人は、若いうちはちょっと面倒な人ですが、年を重ねて勤続年数が長くなるとお局化していきます。

他人のミスが気になってイライラしやすい

チームで仕事をしている以上、チームメンバーのミスが業務全体に影響するのはある意味仕方がないことです。

立場によっては、ミスを指摘しなければならないこともあるでしょう。

他人のミスばかり気になって、仕事に集中できない場合もあるかも知れません。

他人のミスが気になってイライラするのは、執着や完璧主義などが引き金となっている可能性が考えられます。

強いこだわりと執着が他人に向いてしまったり、自分では気づかないうちに完璧主義を押し付けてしまう人は、お局化する可能性が高いです。

自分の思い通りにいかないと嫌な人は、その傾向が強い可能性が考えられます。

白か黒かをハッキリしたい

物事には白と黒の両面があるわけですが、同時にグレーな領域が存在します。

きっちり白か黒かに分かれることは、それほど多くはないでしょう。

曖昧かつ幅広い領域を無視して、白黒ハッキリしたいという極端な人は、職場でも派閥を作りやすい傾向にあります。

たとえば、自分の価値観を基準に職場内の人間を「敵か味方」に分けたり、意見交換する時に「善と悪」を分けたりするわけです。

そして自分と価値観が合わない人たちを攻撃の対象とすると、立派なお局の誕生です。

現在、職場のお局に仕返しを考えている場合も、敵と見なした相手に攻撃をしかける行為だったりします。

承認欲求が強い

人間誰しも自分をわかってほしいという欲求を持っています。

いわゆる承認欲求というものです。

承認欲求が強い人ほど、周囲に自分をアピールしようとする傾向があります。

この承認欲求アピールが過剰になると、自慢話やマウンティングにつながります。

自慢話ばかりして、マウントを取っていると、周囲から反感を買うようになるのも当然です。

そのまま年を重ねれば、承認欲求が異常に強いお局として認識されるでしょう。

強引に自分の意見を押し通す

自分の信念を持って、時には意見を主張することもあるでしょう。

自分の意見を押し通すうえで重要なのは説得力です。

ひとつの意見に対して根拠や仮説、プランなどの裏付けがあってこそ説得力が増します。

しかし、お局化する人たちのほとんどは、何の裏付けもなく、自分の意見を一方的かつ、強引に押し通そうとします。

当然、説得力はありません。

何の裏付けもない意見を強引に押し通そうとする人は、職場でもうざい存在です。

将来お局になる可能性は高いと言えるでしょう。

自分は周りより優れていると思う

職場生活が長くなると当然、仕事にも手慣れてきますよね?

また過去には、大きなプロジェクトを任されたり、何らかの功績を残した人もいるでしょう。

もちろんこうした実績はすばらしいものです。

しかし、その後大した功績をあげず、過去の栄光にすがり続ける人も実際はいたりします。

過去の栄光から自分は周りよりも優れていると勘違いしてしまう人が存在するのも事実です。

そういう人ほど、一度勘違いすると周りを見下すようになります。

勘違いしたまま、とくに成長することもなく、職場生活が長くなれば当然、お局化していきます。

大切なのは過去よりも現在ですからね。

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わたし思考(わたしが、わたしだけ)に注意しよう!

わたし思考が強い人は、将来お局になる可能性が高いです。

職場において「わたし思考」とは、自分こそが中心人物であり、周囲の人たちは脇役にすぎないと考え、自分の利益や都合を優先する思考を言います。

いわゆる自己中心的思考です。

わたし思考の強い人は、周囲への配慮に欠け、時には反感を買ったり、良好な人間関係を築くことが困難になります。

わかりやすく言えば、この「わたし思考」こそが、お局のウザさです。

「わたしは◯◯だから・・・」

「わたしのやり方は・・・」

「わたしだけが・・・」

「わたしばかり・・・」

「なんでわたしが・・・」

これらはすべて「わたし思考」の発言です。

原則としてお局的な要素も「わたし思考」が根底にあります。

おそらく本人は、気づいていない可能性が高いのではないでしょうか?

将来自分がお局にならないために

若い人でもお局的な要素は持っていたりするものです。

職場のお局を見て「ウゼー!」と思っていても、10年後は自分がお局化している可能性も十分考えられます。

お局的な要素が開花し、お局化してしまったら職場にどのような悲劇をもたらすかについては、一例として以下の関連記事を参考にしてみてください。

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将来お局にならないためには、自分自身を客観視する必要があります。

わたし思考が根底にあるお局的な要素を直視し、職場の仲間を尊重し、丁寧にコミュニケーションを取ることが重要です。

今現在、職場のお局に困っているようであれば、以下の記事を参考にしてみてください。

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