社内ストーカーという言葉があります。
それほど公になることは少ないのですが、ネット上では実際に社内ストーカー被害を受けたという体験談もチラホラと見つかります。
- 社内ストーカーの視線が気持ち悪い!
- 社内ストーカーによるつきまといがうざい!
- 社内ストーカーの待ち伏せが怖い!
会社にいる間、ずっと監視されているわけですから、ストーカー被害者にとってはたまったものではありませんよね?
社内ストーカーが厄介なのは、嫌でも毎日、接触しなければいけない状況にあることです。
もし職場にストーカーがいたら、私たちはどのように対処すればいいのでしょうか?
この記事では、そんな社内ストーカーの特徴や対策について掘り下げていきます。
たとえ、現在あなたが社内ストーカー被害を受けていない場合でも、周囲に困っている人がいたら、この記事をシェアしていただくことで何かお役に立てるかも知れません。
社内ストーカーとは?
社内ストーカーとは、読んで字のごとく職場にいるストーカーのことです。
社内ストーカーは同僚、上司、先輩、後輩、部下など立場に関係なく存在します。
うざい上司がストーカーだったら、ゾッとしますよね?
嫌いだった同僚が、一方的に好意を持っていてストーカー化するといったケースも十分考えられます。
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また、ストーカー行為に及ぶのは異性とは限りません。
女性が女性にしつこくつきまとったりするケースも多いようです。
たしかに男性が男性にストーカー行為をするといった話は少ないかも知れませんけどね。
社内というのは限られた人間関係で成り立っている狭い空間ですし、毎日仕事で顔を合わせていれば、接触回数も多くなるため、場合によってはストーカーが生まれやすいというわけです。
社内に限らず、ストーカーは身近な人間である場合も多いですからね。
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社内ストーカーの特徴
社内ストーカーの特徴をいくつかあげてみると次のとおりです。
社内ストーカーの特徴
- 仕事中や勤務時間外にメールを何通も送ってくる
- 廊下や出入口、駅の改札・ホームなどで明らかに待ち伏せしているのに偶然の遭遇を装う
- やたらとターゲットの個人的な情報にくわしい(趣味・家族構成・予定など)
- プライベートにも遠慮なく踏み込んでくる
- SNSを頻繁にチェックしている
- やたらとプレゼントを渡したがる
- 不自然なほど視線が合う
- ターゲットに対して一方的に好意を抱いている
社内ストーカーは最初はただの親切な人だったりする場合も多く、接しているうちに踏み込んでほしくない領域に平然と入ってきたり、一方的な好意や視線を感じることが増えて、不快感を覚えるといった人も少なくないようです。
社内ストーカーには、歪んだ自己愛型の人が多いといった印象があります。
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視線が気持ち悪い社内ストーカーによる被害
社内ストーカーによる被害を経験している人の話を聞くと、視線が気持ち悪いという声が目立つといった印象です。
最初は単なる偶然だと思っていても、毎回目が合うのは不自然ですからね。
ストーカー本人にとっては、一方的に好意を抱いている人をずっと見ていて、相手が自分の送っている視線に気づいてくれるというのは嬉しいことなのかも知れませんが・・・。
しかし、ストーカー被害を受けている側としては常に監視されているようで気持ち悪いものです。
また、この社内ストーカーによる視線というのは以下の条件が加わると、さらに気持ち悪さを増して恐怖すら覚えます。
- やたらと個人の情報にくわしい
- メールを頻繁に送ってくる
- 待ち伏せ
社内ストーカーの執拗なつきまといによって、仕事が手につかなくなったり、情緒不安定に陥ってしまう人もいたりします。
基本的に社内ストーカーは、相手の気持ちなんてお構いなしに距離を詰めてくるので非常に厄介です。
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社内ストーカーの対処法
社内ストーカーの対処法は、主に次の3つに分類できます。
社内ストーカーの対処法
- 自分でできる対策
- 実際に被害を受けた時の対処法
- 警察に相談
社内ストーカーにおいては自分でできる対策だけでは不十分なので、状況によっては会社や警察の助けを借りる必要があります。
自分でできる職場でのストーカー対策
実は自分でできる社内ストーカー対策は少なく、以下の手段が一般的です。
自分でできる社内ストーカー対策
- 下手に愛想を振りまかない
- 毅然とした態度で振る舞う
- 2人きりにならない
- 相手の感情を刺激しない
- 視線を合わせない
社内ストーカーには、職場の女性たちに無視されるようなタイプの人もわりといたりします。
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社内ストーカーに対して下手に愛想を振りまく必要はありません。
しかし、あからさまに無視すると相手の感情を刺激してしまう危険もあるので気をつけましょう。
実際にストーカー被害を受けた時の対処法
実際に社内ストーカーによる被害を受けて困っている場合は、上司や人事に相談するのが一般的ですが、ただ単に報告するだけでは対処してくれない可能性もあります。
ストーカーからのメールなどを証拠として提示できる状態にしておくことが望ましいです。
ストーカー被害が深刻で仕事が手につかないようであれば、部署異動や配置転換などを申し出ても良いでしょう。
また、会社側の対応がイマイチだった場合は、労働問題を扱っている機関に相談するという方法もあります。
基本的に社内ストーカーの件についても相談先は職場いじめのケースと同様です。
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他にもストーカー被害を専門に扱っている弁護士事務所に相談するといった手段も考えられます。
弁護士事務所に相談する際には以下のサイトを利用すると便利です。
ストーカー行為は犯罪!警察に相談
たとえ社内であっても、ストーカー行為は立派な犯罪です。
平成26年度より警察組織内でもストーカー対策が厳重化されています。
会社側の対応によっては、警察に相談した方が良いケースも考えられます。
警察に相談する際には、ストーカーからのメールなどは証拠として保存しておきましょう。
とくに社内ストーカーによる被害が深刻な場合は、上司や人事に報告する段階で警察への相談も検討している旨を伝えた方が本気で取り合ってくれるかも知れませんね?
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職場にいるプチストーカーやストーカー予備軍にも要注意!
まだ被害には及んでいなくても、職場にはプチストーカーやストーカー予備軍が潜んでいたりする場合もあります。
コミュニケーションにおいて相手の気持ちを考えなかったり、想像力が著しく欠落していたり、一方的な考え方をする人は警戒した方がいいかも知れません。
自分ではまったくその気はなくても、ちょっとした気遣いを相手が勝手に勘違いして、一方的な好意を抱く可能性も十分にありますからね。
もちろん、気持ちよく仕事ができるように職場で良好な人間関係を築くことは大切ですが、あまり深入りしすぎると面倒なトラブルに巻き込まれる確率も上がるので注意してください。
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最終手段は退職&引っ越し
社内ストーカー対策の一環として、自分が不利になるような情報は極力出さないようにしましょう。
- 自宅の住所
- 最寄り駅
- SNSアカウント
- 友達
とくに上記の情報をストーカーに知られている場合は危険です。
また、自宅の住所は知られていなくても、SNSに部屋の中や近所を撮影した画像をアップロードしていたり、Facebookに出身地や母校が記載してあると、友達経由で個人情報が漏れたりするケースもあります。
社内ストーカーにつきまとわれて、会社や公的機関、警察に相談しても厳重注意で終わる場合もあるようです。
証拠不十分でストーカー被害を立証できないなんてこともあるでしょう。
もし、やるだけのことをやってどうにもならないのであれば、最終手段は退職&引っ越しです。
もしかしたら「退職は仕方ないけれど、引っ越しまでは…」と思うかも知れませんが、勤めていた職場に自分の自宅の住所を知っている人がいたら、ストーカーにバレてしまう危険性もありますからね。
会社を辞めて社内ストーカーから解放されたと思ったのも束の間、ある日、突然玄関のチャイムが鳴って応答してみると・・・なんて悲劇が起こらないとは言い切れません。
退職についても慎重になった方がいいでしょう。
退職に向けたこちらの動きを社内ストーカーに把握されてしまうと危険です。
状況によっては、退職代行サービスを利用して出勤することなくいつの間にか会社を辞めていた…といった去り方が効果的かも知れません。
きちんと事情を説明すれば、退職代行サービスもこれ以上ストーカー被害が及ばないように協力してくれることでしょう。
会社を辞める前に!
退職後の生活費が不安でしたら社会保険給付金を申請しましょう。
失業給付は通常3ヶ月しかもらえません。
しかし、社会保険給付金は20ヶ月以上もらえる可能性があります。
給付金を受給できれば、金銭的に余裕をもって新しい仕事を探すことに専念できます。
個人で給付金をフルで受給するのは、難しいかも知れませんが、その場合はプロの手を借りましょう!
給付金の受給には、プロの手を借りた方が効率的です。
転職する場合は、新しい職場の情報をストーカーに知られないように気をつけてください。
後を追うように新しい勤務先にストーカーが入社してきた…なんて話は恐怖しかないですからね。
できれば、新しい仕事は勤務先がバレやすい接客業以外を選択した方が良いかも知れません。
転職活動の第一歩!
退職するのであれば、いずれは次の仕事を考えることになります。
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