職場の人間関係において、上司に対しての不満が募りに募って爆発しそうな人はかなり多いと思います。
場合によっては、上司と喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
取っ組み合いの喧嘩まではいかなくても、実際に上司と口論になったり、揉めたりした経験をお持ちの方もわりといたりするのではないでしょうか?
上司と喧嘩になる原因は人それぞれです。
参考
実は私も以前勤めていた会社で、さすがに手が出ることはありませんでしたが、上司とちょっとしたケンカをして数日間気まずい思いをしました。
時には上司と喧嘩になっても、言わなければならないこともあるでしょう。
どうしても上司と部下の間で仕事における食い違いや多少の温度差は生じてしまうものです。
上司に対して怒りが抑えきれないなんて場面もあると思います。
怒りが最高潮に達した時、上司と喧嘩して会社を辞めてやろうという衝動に駆られることもあるかも知れません。
上司と喧嘩して咄嗟にこんな言葉を発してしまう人も、世の中にはいるみたいですからね。
「上等だよ!アンタの下でなんて働きたくないわ!辞めてやるよ!」
もちろん気持ちはわかります。
でも、ちょっと待ってください。
冷静になって考えれば、上司と喧嘩して会社を辞めても自分にとって不利なことばかりです。
上司と喧嘩して退職するとデメリットばかりというか…デメリットしかないといってもいいでしょう。
もし現在の職場で上司と喧嘩して気まずくなったら会社を辞めよう…といったことを考えているのであれば、この記事を読んで落ち着いてください。
また、周囲に上司と喧嘩してしまって会社を辞めると言っている人がいたら、この記事をシェアしていただけたらと思います。
上司と揉めたりしてケンカ別れで会社を辞めるとどうなる?
先ほど上司とケンカ別れで会社を辞めてもデメリットしかないと書きましたが、いくつか具体例を挙げてみます。
上司と喧嘩して会社を辞めると?
- 上司だけでなく会社で働く他の人とも気まずくなる
- 会社からの評価が下がる危険性がある
- 処罰を受ける危険性がある
- 関係者の自分を見る目が変わる
- 信用を失う
- 退職がスムーズにいかなくなる可能性
- 転職に不利
思いつくデメリットは上記のとおりですが、上司と喧嘩して会社を辞める際に何かメリットがあるかというと・・・
喧嘩した上司と顔を合わせなくて済むことくらいではないでしょうか?
合わせて以下の関連記事も参考にしてみてください。
参考
会社を辞めた後もしばらくはウワサになったりして、もしかしたら何者かによって上司との喧嘩についてSNSで拡散されたり、匿名掲示板に書き込まれるかも知れません。
無事に退職できたとしても、会社の人や取引先の関係者と会ったりすると気まずいですよね?
また、上司との喧嘩がヒートアップして暴力沙汰にでもなったら、その後の人生を棒に振る危険も出てきます。
たとえ原因が上司による嫌がらせだったとしても、相手に危害を加えてしまったら最悪です。
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場合によっては、退職がスムーズにいかなくなることもあるようです。
退職がスムーズにいかないと、以下のような問題が発生する可能性も出てきます。
- 会社側からの説得によって退職が受理されない
- 離職票がもらえない
- 源泉徴収票がもらえない
- 退職金がもらえない、減額される
- 社会保険の喪失手続きをしてもらえない
上司と喧嘩して会社を辞める場合、立場的に上記のような問題が発生しても会社側に強く要求できなかったりしますからね。
もし手続きが遅れているのではなく、会社側が故意に退職させないようにしている場合は、公的機関や弁護士事務所に相談すれば良いでしょう。
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上記の記事は主に職場いじめの相談先について言及していますが、要領は一緒です。
上司とケンカ別れで会社を辞めてもデメリットばかりだということは、これで理解できたのではないでしょうか?
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退職理由が上司との喧嘩だと問題あり?
会社を辞めたら、いずれは次の仕事を探すことになるわけですが、面接で以前勤めていた会社を辞めた理由について聞かれる場合もあると思います。
たとえ事実であったとしても、退職理由が上司との喧嘩だったら当然、印象は悪くなりますよね?
自ら「私は危険人物です」と名乗り出るようなものです。
もちろん、上司と喧嘩するような人間を好んで雇うような企業は、ほぼないといってもいいでしょう。
会社を辞めた後でも上司と喧嘩して退職したという事実は足かせとなるということです。
そうならないように嘘の退職理由を用意する人も当然いると思います。
しかし、前職調査を行う企業も中にはあったりするようなのでご注意ください。
嘘をつくという行為は後ろめたさを覚えるので、精神衛生的にも良くありません。
結局、会社を辞めた後も面倒なことが多いので無駄なエネルギーを消耗します。
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たとえ上司との喧嘩が原因でも円満退社を目指す理由
たとえ退職理由が上司との喧嘩だったとしても、円満に会社を辞めた方が未来も明るいです。
もしかしたら上司のことを許せないと思っているかも知れません。
しかし、上司とケンカ別れで退職しても、デメリットばかりだというのが現実です。
上司を許せとは言いませんが、退職する前に建前上でも構わないので仲直りした方が得策ではないでしょうか?
喧嘩した上司と仲直りする方法については以下の記事で言及しています。
参考
上司と仲直りさえできてしまえば、喧嘩については一応、解決済みといった感じで会社側や他の従業員たちにも説明できます。
たとえ建前であっても上司との関係は修復済みという形にもっていってしまえば、あとはタイミングを見計らって退職すれば良いでしょう。
上司との喧嘩を理由に退職したという事実が、その後の人生において足を引っ張ることになるのであれば、仲直りしてから退職した方が安全ですからね。
円満退社を目指す理由は、その後の自分の人生のためです。
仲直りしたとはいえ、自分で上司に退職を告げることが難しい場合は、退職代行サービスを利用しても良いと思います。
退職代行サービスの中には24時間365日、電話だけでなく、メールやLINEでも無料相談を受け付けている業者もありますし、円満退社に向けてのシナリオ作りを全面サポートしてくれたりするので「上司と喧嘩して今すぐにでも会社を辞めたいけれど、どうやって円満退社にもっていこうか?」と悩んでいる人にとっては強い味方となるでしょう。
また、退職と同時に転職活動についても考える必要があります。
転職活動というと、なんだか面倒だったりしますが、かんたんなことから始めれば大丈夫です。
転職・求人サイトについては以下のページでシンプルにまとめているので参考にしてみてください。↓↓↓
まずは第一歩を踏み出すところから始めてください。
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